カンボジアで働いている人の備忘録

24歳、なんかカンボジアで起業したみたいです(他人事)

アトピーの各症状に合わせて軟膏を使い分けてみた話

アトピーで苦しんでいたのに、私にはアトピーに対する知識はなかった。酷くなったら病院に行く。処方された軟膏を貰って塗る。軟膏が切れたらとりあえず市販のものを適当に塗っとく。こうすれば自然に治ると思っていた。ここ最近になってはじめて「あれ?これ全然治らなくね?」と感じ、このブログでも書いている通りに色々実戦している。

地味に苦労したのは、アトピービジネスがあまりにも酷くて疑心暗鬼になったことステロイドはダメ。いいやステロイドを使うべき。民間療法こそが近道。いいや民間療法には根拠がない。この商品が効きました。いいや効く人とそうでない人がいる。どないせいっちゅうねん、こんなもん。

今はもう開き直った。あまりお金をかけないで、効きそうなものや思いついたものは全部試すことにした。アトピーに効果がなくても健康にはいいだろうし。ビバオーガニック、ファッキンプライス。

アトピーの症状は各部位でバラバラ

アトピーじゃない人からするとアトピーって何なの?かゆいだけなんでしょ?じゃあ掻かなきゃいいじゃん」ぐらいの認識しかないと思う。私自身アトピーになってなかったら、こんな風に言ってたはず。

実際には単純にかゆいってだけじゃ終わらない。色んな症状がスクラム組んで突撃してくるところが辛い。

私の場合だと悪化のサイクルはこんな感じだった。

  1. なんか湿疹が出てきた
  2. かゆいので寝てる時とかに無意識に掻く
  3. 掻いたせいか湿疹が悪化
  4. どんどん湿疹が全身に広がっていく
  5. 湿疹が悪化したせいでさらにかゆくなる
  6. 皮膚が粉を吹くようになる
  7. 掻きすぎて皮膚を掻き破るようになる
  8. 傷が治る前にさらに掻き破って悪化
  9. 血ではなく透明な浸出液が出てきた
  10. 掻かなくても皮膚が剥がれ落ちていく
  11. 以下、悪化ループ

アトピーのかゆみってのは確かに辛い。我慢できないかゆみだし。けど症状はかゆみだけじゃない。掻き破った傷が痛い。浸出液がベタベタする。乾燥して粉吹いた皮膚がボロボロ落ちて気持ち悪い。厚く硬くなった肌が張って窮屈。

しかも、全身の各部位で皮膚状態はバラバラだ。首周りはバリバリになって粉吹いている。肘周りはかゆみが酷い。脚回りは掻き傷と浸出液で気持ち悪い。それぞれの部位の悪化サイクルがズレている

軟膏を適当に選んで適当に使っていた

かつての私は、軟膏を悪い症状(湿疹、傷、乾燥)を全て治してくれる万能薬みたいに思っていた節があった。それと「何か塗らなきゃ!」という謎の義務感のようなものも。

処方された薬が切れる。しかし病院に行くのは面倒くさい。ドラッグストアに行っては、成分や効果効能をじっくり見ずに評判だけで軟膏を買っていた。フルコートとか、オイラックスとか、アットノンとか。

結果的から言うと、どの軟膏もあまり効かなかった。今にして思うと、使い方と使いどきが悪かったか

私は一つの軟膏で全身を均一に塗っていた。かゆみ、傷、乾燥。アトピー症状が出ている箇所に塗りたくる。軟膏が沁みて焼けるような痛みが走る。その度に「傷にマキロンが染みるのと一緒なんだ!」と自分を納得させていた。

短時間で軟膏を使いきるも、症状は悪化し続ける。「これは軟膏が悪かったんだ!」と考えて別の軟膏を試す。こんな感じで悪化ループにどハマリしていった。雑な性格がアダになった

症状に合った軟膏を選ぶようにした

今はどうか?まだ肌はボロボロだし、かゆみ赤み粉吹きはなくならない。けど一番ひどい時に比べればだいぶマシになった。浸出液は収まったし。このブログに書いてる通り、食事制限とか入浴とか色々やったおかげかも。

その他にも試したことがある。それは軟膏の効果をしっかり確認し、それぞれの皮膚状態に合わせて別々のものを塗るということ。当たり前?私は最近気づいたんだよこの野郎。

先にも書いたけどアトピーの症状は1つじゃない。いくつか挙げただけでこんなにある。

  • かゆみ
  • 赤み
  • 黒ずみ
  • 乾燥
  • 掻き傷
  • 浸出液

アトピーと一つにまとめてしまえばそれまで。だけど、これだけの症状をひとつの軟膏だけカバーしきれるものなのか?と、ふと思った。軟膏が効かなかったのは、効能と症状が一致してなかったからじゃないか。要するに風邪ひいてるのに胃薬飲んでた、みたいな感じ。

それからは軟膏の効果効能欄をしっかり読むようになった。そうしてはじめて、自分の軟膏の使い方が間違っていたことに気づく。

軟膏を適切に塗るため、私はとりあえず自分のアトピー症状をかゆみ、掻き傷、乾燥の3つに分けた。そして各症状に対応する軟膏を塗り分ける。色々試した結果、私の肌にはこれらが合っているようだった。

  • かゆみ
    かゆみ止めとしてはメンソレータムADが一番効いた。伸びがいいし、よく馴染む。軟膏にありがちなべたつきがないので、寝る前に使いやすい。
    ただしかゆみの程度によっては効かないので時もあるので注意。その時は諦める。症状によっては、塗ると患部が熱を持って痛い時がある。あと匂いがちょっと苦手。

  • 掻き傷
    傷薬としてはアロエ軟膏が良かった。何も塗らない時に比べると傷の治りが多少早くなる。傷口から浸出液が止まって、カサブタになる時期が早まったような気がする。
    ただし保湿性、伸び、匂いに難有り。あと、濃い緑色だから服に付くと困る。そもそも全身に塗りたくるような代物ではないので、掻き傷に限って使えば問題ない。

  • 乾燥
    保湿剤としては白色ワセリンコスパ最強。たっぷり500g入っているので気兼ねなく全身に使える。塗り薬の費用ってバカにならないので、この値段と量はありがたい。保湿性はかなり高い。風呂上がりの肌が突っ張る感じや、粉吹き時期のガサガサ感がかなりマシになる。「ちょっと乾燥しててかゆいなー」程度のかゆみなら、これで十分にカバーできた。
    ただし伸びはとてつもなく悪いし、ベタつきがハンパないし、塗ったところがテカテカして目立つ。あと良くも悪くもなんだけど、洗ってもなかなか落ちない。

効果のほどは?

少なくとも悪化は食い止められた

手当たり次第に軟膏を試していたころに比べれば、かなり楽だ。時間と金と精神力を無駄にする負のサイクルを断ち切れたのは大きい。

以前の私が持っていたアトピーは軟膏を塗れば治るはず」という固定観念は間違っていたんだな、と実感した。

今は「アトピーは軟膏で症状を軽減できる」という考えに変わった。気持ちもだいぶ楽になった。何か塗って治るのはアトピー初期だけなような気がする。

それと何度も書いているが、アトピーには悪化のサイクルがある。かゆみ、浸出液、乾燥、落屑。アトピーの状態は常に一定ではないことを、アトピー持ちは痛いほど分かっているはず。

症状のサイクルがあるからこそ、自分のアトピーを観察する習慣をつけるべき。これって結構大切。

今までは見るのもイヤだったので、アトピーをじっくり観察するようなことはしなかった。しかし軟膏の塗り分けをするためには、アトピーが起こっている箇所をじっくり観察する必要がある

特に掻き破りに関しては「観察する」という習慣がかなり有効。掻いたあとにすぐ確認。血が出ていれば思わず「うわ、やっちまった」と一時的にでも手が引っ込む。気づかず傷口を掻き続ける、という最悪の自体は避けられる。

アトピー持ちは、掻き破りを避けられない。かゆみはどうしようもないし、我慢できない。だったらせめて、重症化は避けよう。そう考えるだけでもかなり楽になれる。

まとめ

薬局で色んな軟膏を買っては使い切り、改善しなかったのでまた違う軟膏を買う。以下ループ。

そんなかつての私のような人がいたら、まずは自分のアトピーの状態を観察するべき。そして、軟膏の効果効能をじっくり読む。そして自分に合った軟膏で、症状を軽くすることに努めてみよう。

アトピーは何か塗れば治るってもんじゃない。「症状に対応した何かを塗ると多少マシになる」と捉えるべきじゃないかなと私は思う。

ただまぁ、アトピーがひどい時は変えるのは軟膏じゃなくて生活習慣の方かも。今は生活習慣改善中なのでなんとも言えないけど。