カンボジアで働いている人の備忘録

24歳、なんかカンボジアで起業したみたいです(他人事)

ワインを売るって言ったってどうすればいいのか分からんのです

以前の記事でワインを勉強するぜ!と言ってからしばらく経った。色々飲んだけどやっぱよく分からん。

wn-trinity.hatenablog.com

私はそもそも家で飲まない。飲むのは好きだが、誰かと一緒じゃないと飲まない。だからバーで一人飲みなんぞ敷居高すぎて、とてもじゃないけど出来ない。

そんな私がここ最近は週2ペースでワインを飲みに行ってる。ひとりで。ひとりでワイングラス。文字にしただけでイキってる感じがしてあああああああ!!!ってなる。友人にそんなヤツがいたら絶対バカにしてるだろうし。

とはいえ「ワイン売ります!」と宣言してしまった以上、ごちゃごちゃ言わずにひたすら飲んで勉強することにした。おかげで着々と財布の中身が軽くなってる。

一回の飲みでグラスワイン2〜3杯、つまみ1〜2品。これでだいたい¥4000〜¥6000ぐらい。一週間で¥10000弱がワインの勉強代として消えていく。安いか高いか分からんけど、美味しいし楽しいからいいや。

どうやってワインを勉強すりゃいいんだ

どうやって勉強してるかというと。

本を読んだって全然頭に入ってこない。味覚や嗅覚とセットじゃないと記憶に定着しないらしい。かといって一人でボトル一本空けるほどは飲めない。

だからソムリエのいるワインバーに行って、「ワインのこと分からんから、同じような種類のやつを比べながら飲ませてくれ」と注文してる。同じような種類のワインをグラスで2種類、比べながら飲むのが一番わかりやすかった。

ブドウの種類、産地、製法。あとは保管方法とか温度とかで味が変わるらしい。全部受け売り。その日の気分でソムリエにお任せして、解説を聞きながら飲んでる。それでもやっぱよく分からん。

飲んだあとのボトルを調べて味や香りを文字で再確認してるが、やっぱり人間の記憶って曖昧だ。ワインの説明文と、私が感じた印象が一致しない。まだまだ舌が肥えていないらしい。

あれは好き、これは嫌い。そういうぼんやりとした感想なら出てくるけど、なぜそう思うのかっていう具体的な根拠は説明できない。勉強不足。

本とか読んでると「アーモンドのような香り」とか「ビロードのような舌触り」とか「奥行きのある味わい」とか書いてるけど、いまいちピンとこない。青りんごとか樽?の香りなら、まだ何とか分かるんだけど。ていうかビロードってなんだよクソが。ビロードしゃぶったことなんかねぇわ。もっとピンとくる表現で書いてくれよ。

とりあえずワインを置いてる店に一人で飲みに行くことにした

バーに一人で飲みにいくことが多いと、自然とマスターと会話するようになる。だいたいはぼっちの私に見かねて話しかけてくれるパターンなんだけど。

色々話を聞いてると、店のマスターにはそれぞれの哲学があるようで。

「ワインとかただのアルコールでしょ。好きに飲んで楽しめばいい」
「料理と一緒に楽しんでこそ、ワインの真の価値が引き出される」
「畑からテーブルまで、添加物を一切使わないビオワインが一番」
「価値の分かる人だけが楽しめばいい。それがワイン」

こんな感じで、一口にソムリエといっても色んなスタンスの方が。そら当たり前か。そもそもどれが正しいって話でもないだろうし。たぶん宗教みたいなモンなのかな。音楽好き同士でも好きなジャンルが違うと話が成り立たないアレと一緒だ。

私の目標は「カンボジアのイタリアンレストランでワインの売上アップ」だ。この目標を達成するために、どうすりゃええねんと色んな店のソムリエの方に相談していた。

ソムリエそれぞれの哲学に違いはあれど、返ってくる答えは不思議と一緒だった。「まずは好きになること。どう売りたいかは好みの問題」と。要約すると「いいから色々飲んで勉強してワイン好きになって、それから自分の頭で考えろや」っていうことか。すごくシンプル。

ワインを好きになれそうかというと、たぶん大丈夫。飲んでて美味しいと思えるし。あとはどう売りたいかを考えなきゃいけないか。

ワインを売るために何をするべきか

Belloさんはカジュアルなイタリアンレストラン、だと思う。ワインはボトル$18から。料理はパスタが$3.5。現地の給与水準から考えると価格は高い方なのかもしれないが、外国人からすると大したことはない。

欧米客が多い中で酒の売り上げをアップさせるとなると...どうすりゃいいんだろう。そもそもモノを売るなんてやったことないから、イメージすらできない。

「このワインはイタリア産で、ふくよかな甘みと確かな酸が特徴の...」みたいな似非ソムリエみたいなことをする訳にもいかないし。英語でこんなん出来る気しねぇ。ていうか日本語でも無理です。

レストランにワインを目当てに来るお客さんはそれほど多くはないだろう。ということは、テーブルの状況を見ながら「次の一杯は?」という一言をどれだけ掛けられるか。これが重要なような気がする。

あとは「どんなワインがあるのか」ていう問いに対して、適切に答えられるだけの下地を作っとく必要がある。せめて「これがオススメです!!!これめっちゃ美味いっす!!」ていう雑な最低限のごり押しができる程度には。

とはいえ今からゴチャゴチャ考えても仕方がない。現地がどういう雰囲気なのかも分からないし。たぶん出たとこ勝負で何とかするしかなさそう。

結局のところ机上の空論。とりあえずしばらくソムリエの接客を隅で眺めつつ、かっこいいなと思うところをパクらせて頂こうと思う。ワインをクールに勧められるオトナってかっこいいよね。