カンボジアで働いている人の備忘録

24歳、なんかカンボジアで起業したみたいです(他人事)

カンボジアではビジネス実務教育とかいうのが不足しているらしい

こんな記事を見かけた。

zuuonline.com

内戦によって知識層が失われたカンボジアでは、あらゆる面において若年層の教育面が不足している...とのこと。

私自身プログラマとして2年ちょっとしか働いていないしなぁ。そもそもビジネス実務ってのが具体的に何なのか、よく分からん。ただの教育じゃないの?

そういや、カンボジアで仕事をしている人からこんな話を聞いたことがある。

24時間表記が分からない

移動のために数日間カンボジア人のドライバーを雇った。このドライバーは英語と簡単な日本語を話すことができる上に、時間もきちんと守る。何度もリピートしている有能な人材であったらしい。

ある日、彼はドライバーに「18:00に◯◯に集合だ」と伝えた。ドライバーは「分かりました」と答えた。しばらくして、待ち合わせの時間になってもドライバーは来ない。ドライバーが現れたのは30分ほど遅れてからのことだった。

普段は遅刻なんかしないのにな、と感じた彼は「どうして遅れたんだ」とドライバーに尋ねた。するとドライバーは「PM06:00なら分かるが、18:00が何時なのか分からなかった」と答えた。

九九が怪しい

カンボジア最高学府であるプノンペン王立大学卒のスタッフを雇った。事務仕事を任せていたが、簡単な計算を間違えていたことが何回かあった。

単なるケアレスミスなのかなと思っていたが、気になったので試しにちょっとしたテストを実施。小学校2年が使うような九九の計算ドリルを受けさせてみる。

結果は90点後半。「久しぶりに九九をしたので、間違えてしまいました」とスタッフは言っていた。

ビジネス実務の意味

多分だけど、この記事がいうところの「ビジネス実務」って、こんな感じのギャップを指してるような気がする。私たち外国人とのギャップを埋めるための教育が必要だ...と。表現がちょっと乱暴すぎるか。

元記事にはこんなことも書いてある。

伸びしろの多い国カンボジア。可能性に満ちた若者たちが今後この国を担っていくだろう。日本では、若干の教育の差こそあれ、ほとんどの人が家族や親せきの中に年長者を持ち、近所、地域、学校で自分の道を正し、導いてくれた恩師がいるだろうが、カンボジアの若者にはその出会い、機会がない。
マネージメントする側、また外国人として現地の人と共に働くなら、彼らの背景を心留めておくことで、わずかでも若者の働く姿の「理由」や「理解」につながるはずだ。

ひとりの人間として、相手の背景を知る。私たち自身がギャップを埋める上では、こういう姿勢が大事なのかもしれない。

ある人は「カンボジア人は仕事ができないクセに、プライドだけは高い。たまに口を開いたかと思えば文句か言い訳。イライラさせられるよ」と言っていた。

また別の人は「郷に入らば郷に従え。正論持論を振りかざす前に、どうやったら向こうに自分の考えや意図がキチンと伝わるかを考えるべき。カンボジア人だから...と上からモノを言うのは良くない」と言っていた。

個人的には後者の考え方の方が好きだ。ビジネス実務云々以前に、こういう姿勢でないと伝えたいことが伝わらないような気がする。

私がカンボジアに住んで実際に働き始めたら、きっと「なんでだ!」とイライラすることが腐るほどあるだろう。その時にどうギャップを埋めるか。土壇場になってみないと何とも言えないが...。